JALダイナースカードのメリット・デメリットは?評判やキャンペーンなども徹底解説

JALダイナースカードは、「JAL CLUB-Aゴールドカード」の国際ブランドがダイナース版のクレジットカードです。

この記事を読まれている方は、「JALダイナースカードのメリット・デメリットは?」「JALダイナースカードは他の券種より優れているの?」「JALダイナースカードの審査は厳しいの?」など気になるポイントが沢山あることでしょう。

そこで、今回はJALダイナースカードのメリット・デメリット・他券種との比較・評判・キャンペーン・審査の難易度まで徹底解説

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

この記事を読んで分かること
  • 基本の還元率は1.0%
  • フライトマイルのボーナスが25%追加で貰える
  • 毎年の初回搭乗時にボーナスマイルが2,000マイル貰える
  • 国内・海外の空港ラウンジ1,000カ所以上が無料で利用できる
  • 利用可能枠(限度額)に一律の上限を設けていない
  • 他のCLUB-Aゴールドカードよりも年会費は高め
  • アドオンマイルは貰えない
  • 審査の難易度は普通
こんな人におすすめ
  • 直接マイルを貯めれる高還元率カードを持ちたい方
  • 収入に見合った利用可能枠のカードを持ちたい方

目次

JALダイナースカードのメリット

まずは、JALダイナースカードのメリットをチェック。ポイントは下記の7つです。

  • 還元率が1.0%!ショッピングでもザクザク貯まる高還元率
  • フライトマイルのボーナスが25%追加で貰える
  • 毎年の初回搭乗時にボーナスマイルが2,000マイル貰える
  • 国内・海外の空港ラウンジ1,000カ所以上が無料で利用できる
  • 法人の経費決済用カード「ビジネス・アカウントカード」を作れる
  • 利用可能枠(限度額)に一律の上限を設けていない
  • 充実した付帯保険

それでは、詳しく見ていきましょう。

還元率が1.0%!ショッピングでもザクザク貯まる高還元率

JALダイナースカードは、100円の利用につき1マイルが貯まります。マイル還元率は1.0%と高く、通常のショッピングでもマイルをざくざく貯められるのが魅力です。

フライトマイルのボーナスが25%追加で貰える

JALダイナースカードはマイル積算の対象運賃で搭乗すると、区間マイルの25%分のフライトボーナスが追加で貰えます

搭乗の機会が多い方に、うれしいメリットです。

毎年の初回搭乗時にボーナスマイルが2,000マイル貰える

JALダイナースカードは、毎年の初回搭乗時に2,000マイルのボーナスマイルが貰えます。また初年度は入会搭乗ボーナスとして、入会後初めての搭乗時に5,000マイルのボーナスマイルが貰えるのも魅力です。

国内・海外の空港ラウンジ1,000カ所以上が無料で利用できる

JALダイナースカードの会員になると、国内・海外の空港ラウンジ1,000カ所以上が無料で利用できます。利用できる提携カード会社のラウンジはコチラからチェックしてみてください。

ただし同伴者は有料で、無料で利用できるのは年に10回までなどの条件もあるため利用時には注意が必要です。

法人の経費決済用カード「ビジネス・アカウントカード」を作れる

JALダイナースカードは、個人カードに追加して法人の経費決済に使用できる「ビジネス・アカウントカード」を発行できます。ビジネス・アカウントカードの年会費は2,200円です。

JALダイナースカード(個人カード)の年会費30,800円は、別途必要になります。

利用可能枠(限度額)に一律の上限を設けていない

JALダイナースカードは、利用の限度額に関して「いくらまで」といった一律の上限を設けていません。審査を経て利用者ごとに決定されるため、返済能力が高い方なら一般的なカードよりも限度額が大きく設定される可能性があります

充実した付帯保険

JALダイナースカードは、付帯保険も充実しています。最大10,000万円まで補償してくれる海外旅行保険をはじめ、国内旅行保険・ショッピング保険も付帯。

旅行保険に関しては、利用の有無に関わらずカードを持っているだけで補償の対象となる「自動付帯」である点も魅力です。詳しい保障内容は下記の通りとなっています。

海外旅行保険

死亡後遺障害10,000万円(自動付帯:5,000万円)
傷害治療300万円(自動付帯:300万円)
疾病治療300万円(自動付帯:300万円)
携帯品損害100万円(自動付帯:100万円)
賠償責任10,000万円(自動付帯:10,000万円)
救援者費用400万円(自動付帯:400万円)
航空機遅延保険

国内旅行保険

死亡後遺障害10,000万円(自動付帯:5,000万円)
入院保険金日額10,000円(自動付帯:10,000円)
通院保険金日額3,000円(自動付帯:3,000円)
手術保険金40万円(自動付帯:40万円)
航空機遅延保険

ショッピング保険

海外500万円
国内500万円

JALダイナースカードのデメリット

マイルが貯まりやすい特典が魅力のJALダイナースカード。デメリットは下記の4つです。

  • 他のCLUB-Aゴールドカードよりも年会費が高い
  • 家族カードの年会費が9,900円かかる
  • コンパニオンカードの付帯が無い
  • アドオンマイルが貰えない

それぞれチェックしていきましょう。

他のCLUB-Aゴールドカードよりも年会費が高い

JALダイナースカードは、「JAL CLUB-Aカード」に提携カード会社のゴールドサービスを兼ね備えた「JAL CLUB-Aゴールドカード」の中の1券種。国際ブランドがDinersのものを指します。

JAL CLUB-Aゴールドカードには、Diners以外にも様々な国際ブランド・提携会社の券種があり年会費は17,600円~30,800円まで差があります。中でもJALダイナースカードの年会費は最も高い30,800円

ただし、付帯保険が充実している点、利用可能枠に一律の制限がない点など、他のカードより優れた面も多いため年会費の差はそれほど気にならないでしょう。

家族カードの年会費が9,900円かかる

JALダイナースカードは、家族カードの年会費が9,900円がかかります。ただし、同じ航空系カードで比較すると、家族カードの年会費にはばらつきがあり平均よりやや安い程度とも言えます。

代表的な航空系カードと、その家族カード年会費の一覧は下記の通りです。

カード年会費家族カードの年会費
JALダイナースカード30,800円9,900円
JALカード プラチナ34,100円17,050円
ANA VISAプラチナ プレミアムカード88,000円4,400円
スカイ・トラベラー・プレミア・カード38,500円19,250円

コンパニオンカードの付帯が無い

JALダイナースカードには、「コンパニオンカード」を発行できる特典が付帯していません。ダイナースクラブカードにプラスしてコンパニオンカードを発行すれば、ダイナースクラブ加盟店だけでなくMastercard加盟店でも利用できるメリットがありますがJALダイナースカードは発行の対象外です。

コンパニオンカードとは?
Mastercardのプラチナグレードのステータスを備えた、ダイナースクラブカード会員のためのMastercard。

アドオンマイルが貰えない

JALダイナースカードは、アドオンマイルが貰えない点もデメリットと言えます。アドオンマイルはJALグループの航空券や機内販売など、対象商品を購入するとプラスで貰えるショッピングマイル

CLUB-Aゴールドカードの中では「JAL アメリカン・エキスプレスカード」を選べば、100円につき1マイルのアドオンマイルが貰えます。

JALダイナースカードとANAダイナースカードの比較

続いては、同じく航空系のダイナーズカードであるJALダイナースカードとANAダイナースカードを基本スペック・付帯サービスで比較しました。

JALダイナースカードとANAダイナースカードを比較

結論:直接マイルを貯めたい方・入会のボーナスマイルをより多く貰いたい方ならJALダイナースカードがおすすめ。無期限のポイントを貯めたい方ならANAダイナースカードがおすすめ。

基本スペックの比較

カード年会費ポイント還元率貯まるポイント交換可能マイル国際ブランド締め日・引き落とし日申込条件ショッピング保険旅行保険電子マネー機能スマホ決済ショッピング利用可能枠キャッシング利用可能枠家族カードETCカード
JALダイナースカード30,800円 1.00%~2.00%JALマイルJALマイルDiners15日締め・翌月10日払い27歳以上で、本人に安定した継続的な収入のある方ありあり一律の利用制限なし年会費:9,900円
※対象:生計を同一にする配偶者・親・子供の方
※本会員が学生の場合は発行不可
年会費:無料
ANAダイナースカード29,700円1.00%~1.20%ダイナースクラブ リワードポイントANAマイルDiners15日締め・翌月10日払い27歳以上で、本人に安定した継続的な収入のある方ありあり一律の利用制限なし年会費:6,600円
※対象:生計を同一にする配偶者・親・子供(18歳以上)の方
年会費:無料

基本スペックを比較すると、年会費・貯まるポイントの2点が大きな違いです。JALダイナースカードには直接マイルを貯めれるメリットがあります。

付帯サービスの比較

カードオリジナル特典ポイントアップ優待空港ラウンジ無料利用プライオリティ・パス海外トラベルデスク海外旅行保険国内旅行保険ショッピング保険
JALダイナースカード・ゴルファー保険・入会&搭乗で5,000マイル
・区間基本マイルの25%のフライトマイル
・毎年の初搭乗で2,000マイル
・ファミリーマート・ENEOS・大丸・松坂屋でポイント2倍
ありなしあり最大10,000万円(自動付帯:5,000万円)10,000万円(自動付帯:5,000万円)海外:最大500万円
国内:最大500万円
ANAダイナースカード
・ポイントは実質無期限
・入会で2000マイル
・カード継続で2000マイル
・区間基本マイルの25%のフライトマイル
・ANAカードマイルプラス
ありなしあり最大10,000万円(自動付帯:5,000万円)最大5,000万円(自動付帯:5,000万円)海外:最大500万円
国内:最大500万円

JALダイナースカードの方が、入会時にもらえるボーナスマイルがやや多め。ANAダイナースカードは、実質無期限でポイントを貯められる点がメリットです。

JALダイナースカードの評判

JALダイナースカードの口コミをまとめると、高評価の口コミ・低評価の口コミでそれぞれ下記のような内容のものが多く確認できました。

評価の高い口コミまとめ
  • フライト系のボーナスマイルが充実
  • JALとダイナースのいいとこどり
  • お店のランクを気にせず使える
評価の低い口コミまとめ
  • 決済に使えない場面が多い

JALダイナースカードの評価が高い口コミ・評判

https://media.gendama.jp/media/credit-card/wp-content/uploads/2021/05/12014917/business-man.png

フライト系のボーナスマイルが充実

フライトボーナス・入会ボーナス・毎年の初回搭乗ボーナスなど、フライト系のボーナスマイルがしっかり貰えます。日ごろのショッピングでも1.0%貯まるので、陸でもマイルを貯めやすいカードです。

https://media.gendama.jp/media/credit-card/wp-content/uploads/2021/02/03153227/3.png

JALとダイナースのいいとこどり

JAL利用での特典と、ダイナースの充実した保険・空港サービスをいいとこどりできるカードだと思います。年会費もそこまで高くないので、フライトやラウンジ利用が多い方ならすぐに元が取れそうです。

https://media.gendama.jp/media/credit-card/wp-content/uploads/2021/02/03153148/1.png

お店のランクを気にせず使える

ややダイナーズらしくないデザインですが、どんなランクのお店でも気兼ねなく使えると思います。年会費以上のサービスにも満足。海外でのサポートはとにかく安心でき、日本で使えない場所も減ってきている印象です。

JALダイナースカードの評価が低い口コミ・評判

https://media.gendama.jp/media/credit-card/wp-content/uploads/2021/05/12014955/bussiness-man.png

決済に使えない場面が多い

仕事で利用しているサービスの決済をしたい場合に、使用できない場面が多く驚きました。メインカードとして使用するには厳しい印象です。

JALダイナースカードの入会キャンペーン

JALダイナースカードでは、現在キャンペーンは行われていません。

キャンペーン内容期間

JALダイナースカードの審査の難易度・基準

申込条件・属性別の審査状況を集計した結果、JALダイナースカードの審査は「普通」という結果になりました。

申込条件27歳以上で本人に安定した継続的な収入のある方
主婦の審査通過
学生の審査通過×
フリーターの審査通過
無職の審査通過
総合評価普通

他のJAL CLUB-Aカードの申し込み条件が20歳以上であるのに対し、JALダイナースカードは27歳以上に設定されています。審査基準はプロパーのダイナースクラブカードと同等となるため、他のCLUB-Aゴールドカードより審査基準は厳しめと言えそうです。

若く低収入な方ではなく、収入の高い層をターゲットとしたカードのため、学生での審査通過は難しいでしょう。また口コミを確認しましたが、主婦・フリーター・無職で審査に通過したという声もあまり見られませんでした。

JALダイナースカードのよくある質問

Q. ANAダイナースにスーパーフライヤーズカードの券種はある?

げん玉編集部

げん玉編集部

Q. 普通のCLUB-Aゴールドカードと比べて何が良いの?

げん玉編集部

げん玉編集部

JALダイナースカードには、下記のようなメリットがあります。

国内・海外旅行保険が最大1億円まで補償される
利用可能枠の上限がない
ダイナースクラブのサービスを利用できる

JALダイナースカードの基本情報

年会費30,800円
ポイント還元率1.00%~2.00%
貯まるポイントJALマイル
交換可能マイルJALマイル
国際ブランドDiners
締め日・引き落とし日15日締め・翌月10日払い
申込条件27歳以上で本人に安定した継続的な収入のある方
ショッピング保険あり
旅行保険あり
電子マネー機能
スマホ決済
ショッピング利用可能枠一律の利用制限なし
キャッシング利用可能枠
家族カード年会費:9,900円
※対象:生計を同一にする配偶者・親・子供の方
※本会員が学生の場合は発行不可
ETCカード年会費:無料
カードが届くまでの期間約3週間

付帯保険

海外旅行保険

死亡後遺障害10,000万円(自動付帯:5,000万円)
傷害治療300万円(自動付帯:300万円)
疾病治療300万円(自動付帯:300万円)
携帯品損害100万円(自動付帯:100万円)
賠償責任10,000万円(自動付帯:10,000万円)
救援者費用400万円(自動付帯:400万円)
航空機遅延保険

国内旅行保険

死亡後遺障害10,000万円(自動付帯:5,000万円)
入院保険金日額10,000円(自動付帯:10,000円)
通院保険金日額3,000円(自動付帯:3,000円)
手術保険金40万円(自動付帯:40万円)
航空機遅延保険

ショッピング保険

海外500万円
国内500万円

まとめ

今回は、JALダイナースカードのメリット・デメリット・他券種との比較・評判・キャンペーン・審査の難易度まで紹介しました。紹介した内容を踏まえて、JALダイナースカードは下記のような方におすすめです。

  • 直接マイルを貯めれる高還元率カードを持ちたい方
  • 収入に見合った利用可能枠のカードを持ちたい方

当てはまる方は、ぜひJALダイナースカードを作ってみてくださいね。

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